3/11(土)~講演会 連続開催~ 第3回 注目のサーキュラーエコノミーってどんな経済社会? -リサイクルは資源循環か? 3Rを超えて次のステージに-
ごみ問題は、3Rの実施やリサイクル率の向上で解決するのでしょうか?
21世紀、SDGs時代の廃棄物に対する考え方は、“廃棄物ゼロ・ゼロウェイスト”です。なぜなら現代の廃棄(貴)物はすべてが次なる資源として貴重なものだからです。
新しい資源の投入も廃棄物も“ゼロ”だという新しい経済社会像であるサーキュラーエコノミー(SE)とはどんな社会なのか、すぐそこまで来ている循環経済の世界を覗いてみましょう。タイヤは“売らない”というミシュランのタイヤ会社の存在は何を意味しているのでしょうか、考えてみましょう。
リサイクル・サスティナブルポイント!
・なぜバナナは袋売りなんですか?
(フィリピンからの留学生の声-バナナは厚い皮で覆われているのに!?)
・4.2%(駐車場に95.8%)なのに、自動車は所有(自分のもの)したいですか?
使用(権)購入やシェアでは?
・“取り出して作って捨てる”のアプローチを続けるならば(私たちは)生き残ることはできない(ティーマーマンスEU副委員長)。
・線形経済(Linear Economy)から循環経済(Circular Economy)へ。 ?…それって、かつて日本に、あったよね。
日時 | 2023.3/11(土) 10:00 |
講師 | 関西学院大学 講師(講師:横山孝雄) |
定員 | 40名 |
参加費 | 無料 |
対象 | 誰でも |
持ち物 | 必要に応じて筆記具、メモ用紙等を持参ください。 |
備考 | 1/14・2/18・3/11の3回連続講座です。 1回のみの参加もできます。 中高生の参加もおすすめです。 |
講師プロフィール
廃棄物(問題)に関わって40年になります。
県内外の課題を抱えた地域社会で、廃棄物の焼却場や処分場、リサイクル(回収、再資源化等)施設の建設、また自治体の廃棄物管理計画の策定などの仕事で、相談や政策提言等のアドバイスに当たってきました。その間、ドイツやフランス等のヨーロッパの廃棄物管理の研究や視察も行い、大学等で廃棄物管理や資源循環に関わる科目を長く担当してきています。現在は、関学大の総合政策学部で「資源循環型社会論」を担当しております。
長く経済の下流(消費者や地域行政)に負わされてきた過分な負担を、上流(生産者)に転換して環境負荷のない循環システムとしてのサーキュラーエコノミーがこれからの社会のあり方だと思い、目下その研究をしています。
こう書くと難しい人のように思われるかもしれませんが、「現場」からの声をやさしくお伝えします。